長年同じ家に住んでいると、水漏れや床の痛みなどが発生したり、
高齢になると階段の上り下りが難しくなる。
新築にすれば問題を解決できるが、費用が高額になり、
今まで家族と触れ合ってきた家を壊すことになる。
リフォームなら思い出を壊さないだけでなく、
新築を用意するよりも費用が少なくなり、
自分の好きなように室内を変えることができる。
しかし、予算を守ろうとすれば利便性や安全性を低下させることがあり、
安全性を優先すれば費用が高額になる問題があるため、
どちらを重視するべきか考える必要がある。
今回はそんなリフォームをするときには何を気にするかアンケートを取ってみた。
アンケートの質問と回答は下記の通り
・リフォームにかかる代金や時間:60%
・リフォーム後の利便性や安全性:40%
代金や時間を気にする人は6割であり、
安全性より重視する回答が多かったものの、
安全性を考える人も少なくはなかった。
まず代金や時間を気にする人の意見を見てみる。
「予算内で行いたいから」
「リフォーム期間中は自宅に住めず、
その間に住む環境を確保するのにも費用がかかるから」
リフォームをする時に予算を超えてしまうと普段の生活に
影響が出てしまうため、いろいろ改築はしたいが
予算を超えないように考えている人は多いようだ。
改築の間は、親戚や知り合いの家に泊まらない限りは
アパートなどを一時的に借りることになるが、
短期間のみ借りれる場所を探すのは難しく、
見つけてもリフォームをする家から家具を
運ばなければいけないため、疲労の問題も考えられる。
また利便性は議論によっては解決できるが、
料金は引越しがあるため、安全性よりも先に考える必要があるようだ。
一方で利便性や安全性を重視する人の回答は下記の通りである。
「手抜き工事があるから」
「耐震性が気になる」
業者によっては工事が不十分であり、改築を行う前よりも
住みにくくなると再びリフォームをする必要が出てくるため
余計に費用がかかると考えられる。
耐震性については日本では地震が多いので、防災のことを考える人は多いようだ。
「リフォームには費用がかかるのが当たり前だから」
改築で費用を抑えると依然とそこまで変わらない可能性があり、
せっかく費用を使って行うならやれるだけ行ったほうがいいと考える人もいるのだろう。
アンケートの結果を見ると、リフォームをするときは
代金やお金を重視する人が多かったが、
利便性や安全を考える人も少なくなかった。
新築に住むのではなく、改築によって今までの家に
住み続けるのが目的であり、リフォームは家族との思い出を残すことができる。
生活費も大切なため、予算を組むことは難しいが、
高齢になっても安心して住み続けられるようにするために
費用に関してはある程度多めに出すことも大切なようだ。
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